40代で歯の矯正をはじめました。
この歳でなぜ歯の矯正をはじめたかというと「歯並びがコンプレックスだったから」という理由がもちろん大きいのですが、もう一つはこの本を読んだことも影響しています。
『歯であなたの未来を引き寄せる』安藤 僚(著)
スピリチュアルな観点から歯について書いてあるとても変わった本で、歯の噛み合わせは人との噛み合わせであり、歯で人間関係がわかるという内容のものです。この本を読んでけっこう納得する部分が多くありました。
私は亡くなった父との関係が悪かったのですが、それが歯にも現れていました。左側の奥歯が「(自分)対父親」なのですが噛む動きをするとガチガチとぶつかります。これがそのまま、父親とのぶつかり具合だったのだと思いました。
私の歯並びは本当にひどいもので「八重歯」や「斜めに生えている歯」や「倒れぎみの歯」などとても複雑でした。
40歳の歯周病検診で引っかかってしまい、治療をはじめましたが、歯科衛生士さんから歯磨き指導をしてもらうと「ここはフロスで」「ここは歯間ブラシで」「ここはこの角度で歯ブラシを当てて」など、1回の歯磨きに15分以上かかるような内容の充実のアドバイスです(笑)。
ケアが大変、これはそのまま、私が辿ってきた人間関係の道のりなのかもしれません。
矯正をすることによって歯のケアが楽になることはもちろん、歯から人間関係の改善をアプローチできるならやってみようと思い「大人の歯の矯正」へと踏み切りました。
矯正をはじめてもうすぐ10ヶ月ですが、不思議と人間関係が改善してきているように感じます。前向きで頑張っている人との出会いが多くなって、笑顔でいられる時間が多くなりました。
本の中で、歯にはご先祖の念さえ宿っているという話もありました。私にはありませんが、親知らずに宿っているそうです。すごく興味深い話がたくさん書かれているので、この本、読んでみるとおもしろいと思います。
著者は「歯は情報の化石である」と表現しています。これは本当かもしれません。
スピリチュアルライフコーチの礒一明さんもロックガールから「歯に過去生の記憶が宿っている」と言われたという話を講座の中でしていました。
先祖の念、現世の人間関係、そして、もしかすると過去生の記憶まで。
歯って本当にすごいですね。
人生は「身体とともにアップデートする」といいます。歯の矯正で、私の人生もアップデートするといいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございした。